PEの太さ(号数)については
かなり怪しい。 具体的にはシマノ販売のPE Power Pro
0.6号を150m巻けるRerenium C2000HGSにPower Pro
0.6号(10.4lb)は当然150m巻けるのだがRapalaのラピノヴァXの0.6号(13.9lb)は100m程しか巻けない。
ここで重要なのは明らかに太さが違うことだ。強度は同一号数だとラピノヴァの方が強いのだが、
糸巻量からみればワンランク太い(0.6号なら0.8号)に相当するという感じだ。PEは、フロロやナイロンのような
分子結合でなく撚糸だから簡単に直径が測れない。(日本製では標準化されつつある)
そこでPEの選び方だが強度がどの程度、必要か?
20lb(約9Kg)だったらそれ以上のPEラインを選べばよいとも言えるが、太さによるルアーの飛びや風の影響、
それにPEの表面処理による摩擦係数の違いなどなどがあり、考えればキリがない。
それだけではなく リールのスプールの直径や巻くテクノロジーによるファクターだ。
結局のところ勝手に決めてくださいな という感じなのだ。
それだけじゃなくフロロも問題ありなのだ。一般的なナイロンの1号は0.165mmだ。ではフロロは?
実は
普通は
ナイロンより太くて1号の強度(4LB)に合うように太くしている。だからリールの糸巻き量はフロロの方が少ない。
ここでなぜ
普通は書いたかというとサンヨーナイロンのフロロはナイロンと同じ
直径なのだ。
「メーカーさん統一してよ!」 って言いたいよな。
ラインのスペック
ナイロン糸の目安 |
号数 |
0.8号 |
1号 |
1.2号
|
1.5号 |
2号 |
2.5号 |
ポンド
(lb.) |
3lb |
4lb |
5lb |
6lb |
8lb |
10lb |
強度
(kg) |
1.4kg |
1.8kg |
2.3kg
|
2.7kg |
3.6kg |
4.5kg |
標準直径
(mm) |
0.148 |
0.165 |
0.185 |
0.205 |
0.235 |
0.260 |
号数 |
3号 |
4号 |
5号 |
10号 |
12号
|
15号
|
ポンド
(lb.) |
12lb |
16lb |
20lb |
40lb |
50lb
|
60lb
|
強度
(kg) |
5.4kg |
7.2kg |
9.1kg |
18.1kg
|
22.7kg
|
27.2kg
|
標準直径
(mm) |
0.285 |
0.330 |
0.370 |
0.520 |
0.570
|
0.620
|
|
Page Top